エレクトロニクス
Qualcomm、普及価格帯向けに高速・高効率な「Quick Charge 3+」技術を発表

Qualcommは、スマートフォン向け急速充電技術の最新バージョンを発表しました。名称は「Qualcomm Quick Charge 3+」で、Quick Charge 3よりも優れつつ、Quick Charge 4+ほど高価格帯向けではない中間的な位置付けとなっています。
スマートフォンのバッテリー技術自体には大きな画期的進展がないものの、急速充電技術は目覚ましい進化を続けています。こうした技術に期待される通り、Quick Charge 3+はQuick Charge 3.0と比べてより高速かつ高効率になっています。
Qualcommによると、Quick Charge 3+を使用することで、スマートフォンのバッテリーをわずか15分で0%から50%まで充電でき、前世代と比較して35%の高速化を実現しています。さらに重要な点として、この新技術は旧世代のQuick Charge対応機器との下位互換性を備えており、新しい端末でも既存のQuick Charge 3+アクセサリを利用することが可能です。
要するに、QualcommはQuick Charge 4+のスピードと効率性を、より手頃な価格のスマートフォンにも提供しようとしています。ご存じの方もいるかもしれませんが、Quick Charge 4+対応端末も新しいQuick Charge 3+と同様に、15分で最大50%まで充電が可能です。
注目のポイントとして、Quick Charge 3+はまずQualcomm Snapdragon 765および765Gチップセットで利用可能となり、年内には他のSnapdragon SoCにも順次導入される予定です。これらのプロセッサはQualcommの新しいミドルレンジ層向けであり、Quick Charge 4+がSnapdragon 845などのハイエンドチップセットを搭載したフラッグシップ機を対象としているのとは対照的です。
いち早く試したいユーザー向けとして、Quick Charge 4+とQuick Charge 3+の両方の充電技術を世界で初めて搭載したスマートフォンは、Xiaomiの「Mi 10 Lite Zoom」となります。